牡蠣エキスはビタミンCと一緒に摂るといい?

牡蠣エキスはビタミンCと一緒に摂ると効果がアップするといわれますが、なぜでしょう?また、サプリなどでとっても過剰摂取の心配はないでしょうか?今回は、ビタミンCの効能や摂取量、かんたんにとれる食材などについてまとめています!
MENU
Sponsored Link

牡蠣エキスはビタミンCと一緒に摂るといい?サプリでの過剰摂取も大丈夫?

牡蠣エキス,ビタミンC

 

牡蠣エキスは、ビタミンCと一緒に摂るといいとよくいわれます。

 

でも、なぜでしょう?

 

 

また、水溶性ビタミンなので過剰摂取の心配もないとききますが、本当でしょうか?

 

 

そもそも、ビタミンCにはどんな効能があるのでしょうか?


ビタミンCの効能とは?

 

ビタミンCは、アスコルビン酸ともいいます。

 

欠乏症として、壊血病があり、壊血病の予防や治療に使われます。

 

 

壊血病とは?

 

壊血病

 

壊血病は、皮膚、粘膜、歯茎などから出血する病気です。

 

ほかに、傷の治りが悪くなったり、免疫力が落ちたり、古傷が開いたりといった症状があります。

 

 

壊血病の原因

 

壊血病の原因はビタミンCの不足です。

 

 

ビタミンCは、体内に、常時、900〜1500r存在していて、500rより少なくなると、脱力、鈍痛、体重減少とともに、欠乏症状が出てきます。

 

 

健康な人には、500rを上回るビタミンCが体内にあるため、3ヶ月以上のビタミンC欠乏が続かなければ、壊血病になることはありません。

 

 

大航海時代には、栄養に関する知見もなく、長期間の航海の間、新鮮な食べ物を食べることができなかったために船乗りに壊血病が蔓延していたとのことです。

 

 

ビタミンC不足で老化する!?

 

ビタミンCの老化抑制効果

 

ビタミンCの欠乏で壊血病になるのは、コラーゲンなどのタンパク質が弱くなるからです。

 

 

コラーゲンは、3本の繊維がらせん状になったロープのような構造のタンパク質で、弾力性に富んでいます。

 

 

ご存知のように、ハリのある若々しい肌を維持するために欠かせません。

 

 

動物実験では、壊血病にならない程度のビタミンC欠乏でも、老化が著しく進行することが確認されています。

 

 

ビタミンCとコラーゲンの関係

 

ビタミンCは、私たちの体の中で、ヒドロキシプロリンというアミノ酸をつくるのに必須です。

 

 

プロリンにヒドロキシル基がくっつくことで、ヒドロキシプロリンができるのですが、このときにビタミンCが必要なのです。

 

 

ヒドロキシプロリンはコラーゲンの主要な成分で、プロリンと合わせると、コラーゲンの約20%を占めます。

 

 

抗酸化力も高い!

 

ビタミンCは、酸化還元力も高く、スーパーオキシド、ヒドロキシラジカル、過酸化水素などの活性酸素を消去してくれます。

 

 

また、ビタミンEは、自分が酸化されることで、脂質の活性酸素を除去しますが、ビタミンCは、このビタミンEも還元して再生してくれます。

 

牡蠣エキスはなぜビタミンCと一緒に摂るのがいいの?

ビタミンCのキレート作用

 

牡蠣エキスは、ビタミンCと一緒に摂るのがいいといわれるのはなぜでしょうか?

 

それはビタミンCのキレート作用にあります。

 

 

ビタミンCのキレート作用とは?

 

キレートとは、「カニのはさみ」を意味するギリシア語に由来する化学用語です。

 

 

亜鉛や鉄分は、吸収率が低いミネラルですが、ビタミンCは、亜鉛や鉄分などを包み込んで、吸収しやすくしてくれるのです。

 

 

牡蠣にレモンを絞って食べるのは、美味しさがアップするだけでなく、理にもかなっているんですね。


ビタミンCの一日当たりの摂取量は?

 

厚生労働省の食事摂取基準によると、ビタミンCの1日当たりの摂取目安は、

  • 1日当たり必要量 85r
  • 1日当たり推奨量 100r

です。

 

 

多くの栄養素は、男性が多く女性が少ないのですが、ビタミンCは男女同じです。

 

 

また、必要量は、壊血病にならないための量ではなく、心臓血管系の病気の予防や抗酸化作用の効果を考えて計算されているそうです。

 

 

これに対して実際の摂取量は、厚生労働省の調査によると、20歳以上の平均値で94rとなっています。

 

 

現代日本人では、ビタミンCは過不足なく摂れているといっていいでしょうね。

 

牡蠣エキスにビタミンCは含まれている?

牡蠣のビタミンC含有量

 

「ビタミンCは野菜のものでしょ?牡蠣は動物じゃない?」

 

と思ったあなた、動物のほとんどは、ビタミンC(アスコルビン酸)を体内で合成できます。

 

 

人間や霊長類は、進化の過程でビタミンC合成酵素の遺伝子の活性を失いましたが、ほとんどの動物にとっては、ビタミンCは必須の栄養素ではないのです。

 

 

そのため、野菜や果物のように多くはありませんが、動物性タンパク質にもビタミンCは含まれているのです。

 

 

牡蠣に含まれるビタミンC

 

牡蠣100gには、2.5rのビタミンCが含まれています。

 

けれど、ビタミンCは熱に弱いためか、牡蠣エキスにはビタミンCは含まれていません。


ビタミンCを摂取するのによい食材

ビタミンCが多い食べ物

 

ビタミンCは、ピーマン、キウイ、ブロッコリー、レモン、カリフラワーなど果物や野菜に多く含まれています。

 

 

すっぱいものに多く含まれていそうに感じますが、レモンなどの酸っぱさのもとは、クエン酸。

 

アスコルビン酸(ビタミンC)は、酸っぱくありません。

 

 

ビタミンCは、加熱に弱いため、生食がおすすめです。

 

ジャガイモのビタミンCは、熱に強いといわれますが、加熱時間が長くなるほど失われます。

 

 

野菜ジュースのビタミンCは?

 

市販されている野菜ジュースや果物ジュースは、加熱殺菌処理の工程で、ビタミンCは失われてしまいます。

 

そのため、あとからビタミンを添加されています。

 

 

ビタミンCのサプリメントは?

 

ビタミンCは、余分に摂っても排出される栄養素です。

 

サプリメントや野菜ジュースからとったビタミンCは、生の野菜や果物から摂ったビタミンCと比べると、排泄されるのが速くなります。

 

できるだけ、野菜や果物から直接とったほうがいいですね。


ビタミンCは過剰摂取しても副作用はない?

ビタミンCが多い食べ物

 

ビタミンCは、大量に摂っても、必要な分しか吸収されず、尿と一緒に排泄されます。

 

そのため、、いくらとっても過剰摂取による副作用は、あまりありません。

 

 

けれども、g(=1000r)単位での大量摂取は、下痢を起こす可能性があります。

 

 

また、ビタミンCは鉄分や亜鉛の吸収率を高めます。

 

そのため、鉄分の過剰摂取につながることもあります。

 

→実は危険な鉄分の過剰摂取!


関連ページ

牡蠣エキスはビタミンAを摂るのにもいい?
ビタミンAは目に影響が大きい栄養素で、不足すると夜盲症になることが知られていますが、過剰摂取もまた危険な栄養素です。そこで今回は、ビタミンAの効果や欠乏症や過剰症、牡蠣エキスの含有量などを調査してまとめました!
牡蠣エキスは葉酸サプリとしておすすめ?
妊婦が摂るべき栄養素として注目されている葉酸ですが、そもそも葉酸とはなんでしょう?いつまで飲むのがいいのでしょう?欠乏すると神経障害が出るというけど、過剰摂取の心配はない?牡蠣エキスにはどのくらい含まれているのかなどをまとめました!
ビタミンB6はつわりに効く?
ビタミンB6は、つわりに効果があるといわれている栄養です。ビタミンB群は動物性の食べ物に多い栄養ですが、牡蠣エキスのサプリメントはつわり対策におすすめでしょうか?効果効能や多い食べ物、過剰摂取の副作用や欠乏症についてまとめています。
牡蠣エキスでビタミンB12は摂れる?
ビタミンB12は、神経痛に効くとか、不足すると貧血になるとかいわれていますが、どんな働きをする栄養なのでしょうか?欠乏したときの症状や過剰摂取による副作用はないのか、牡蠣エキスのサプリで摂れるのかなど、ビタミンB12についてまとめています!
牡蠣エキスサプリはビタミンB1摂取にいい?
糖質代謝に重要なことから注目されるビタミンB1。牡蠣エキスサプリでとれるでしょうか?効果効能や欠乏症、過剰摂取した場合の副作用や多く含まれる食品などビタミンB1について徹底的に調査しました。
ビタミンB2の効果効能、欠乏症や副作用は?
ビタミンB2は、代謝に大きくかかわっている栄養です。亜鉛といっしょに働くことの多いビタミンですが、牡蠣エキスでもとれるでしょうか?今回は、ビタミンB2の効果効能、不足したときの欠乏症状や過剰摂取の副作用、多く含む食品などをまとめています!
Sponsored Link

記事一覧

このページの先頭へ