牡蠣エキスに含まれるアルギニンとは?

アルギニンは、子供の身長を伸ばす効果や、シトルリンや亜鉛とともに疲労回復や筋肉増強、血管拡張などが期待されています。今回は、アルギニンとはどんな栄養なのか、効果や過剰摂取による副作用、牡蠣エキスでとれる摂取量などについてまとめました!
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牡蠣エキスのアルギニンの効果とは?アルギニンってそもそもどんな栄養なの?

牡蠣エキス,アルギニン

 

アルギニンは、子供の身長を伸ばすのに欠かせない栄養素として知られています。

 

 

ほかに、血流をよくし、疲労を軽減し、筋肉を増強する効果も期待されています。

 

そのため、筋トレのサポートにアルギニンサプリを飲む方も多いですね。

 

 

また、シトルリンと並び、増大サプリにもよく配合される成分です。

 

 

アルギニンとは、どんな栄養で、牡蠣エキスでの摂取量はどれくらいなのでしょうか?


アルギニンとは?

アルギニンは、準必須アミノ酸とか、条件付きアミノ酸とか呼ばれています。

 

それは、なぜでしょうか?

 

 

準必須アミノ酸とは?

 

準必須アミノ酸

 

アルギニンは、アミノ酸の1種です。

 

アミノ酸には、

  • 体内でつくることができる非必須アミノ酸

  • 体内でつくることができない必須アミノ酸

とがあります。

 

アルギニンは、どちらなのかというと、ちょっと難しいのです。

 

 

大人になると体内でつくることができるのですが、
子供のうちは体内であまりつくれないのです。

 

 

そのため、

  • 大人にとっては非必須アミノ酸

なのですが

  • 子供にとっては必須アミノ酸

となります。

 

そのため、準必須アミノ酸と呼ばれています。

 

 

条件付き必須アミノ酸とは?

 

条件付きアミノ酸

 

アルギニンは、準必須アミノ酸であるとともに、条件付き必須アミノ酸でもあります。

 

 

条件付き必須アミノ酸とは、非必須アミノ酸なのだけれども、特定の条件のもとでは、たくさん必要になるアミノ酸のことをいいます。

 

 

アルギニンは、けがをしたり、病気に感染したり、手術をしたりといった状況では、ふだんより大量に必要になります。

 

そのため、体内で合成する量だけでは不足するため、食べ物などから補う必要があります。

 

 

病院で使用する輸液にも、アルギニンが配合されたものがあります。

アルギニンの効果とは?

アルギニンには、非常に様々な効果があることが知られています。

 

 

身長が伸びる?

 

アルギニンと身長が伸びる

 

アルギニンは、成長ホルモンの分泌を促進する効果があります。

 

 

骨端線(こつたんせん)が開いている間は身長が伸びるけど、骨端線が閉じると成長が止まる、などと聞きますね。

 

成長ホルモンは、骨端の軟骨細胞の増殖を促進して、骨を伸ばしてくれるのです。

 

 

小児期のアルギニン不足や亜鉛不足は、低身長症の原因の一つです。

 

 

デンマークのコペンハーゲンスクールで行われた調査では、健康な子供の食生活と成長を、7歳〜13歳にわたって追跡調査した結果、アルギニン摂取量と成長速度には、つよい関係があることが明らかになっています。

 

 

筋トレにいい?

 

アルギニンは筋トレにいい

 

成長ホルモンは、身長を伸ばすだけではありません。

 

筋肉をつくるのに必要なアミノ酸の吸収を促進して、タンパク質の合成も促進してくれます。

 

 

そのため、アルギニンは、ボディービルダーの栄養補助につかわれています。

 

 

また、プロスポーツ選手の場合、成長ホルモンの注射は、運動能力向上薬物として、ドーピングの対象になっています。

 

 

免疫力がアップする?病気やケガが早く治る?

 

アルギニンは、免疫細胞マクロファージを活性化する働きをします。

 

また、成長ホルモンは、細胞の増殖や、コラーゲン生成をうながしてくれるため、傷ついた体の治癒を促進してくれます。

 

 

疲労回復にいい?

 

成長ホルモンは新陳代謝を活発にしてくれます。

 

 

そして、アルギニンは、尿素回路の中間物質でアンモニアの解毒にかかわっています。

 

ラットを使った実験では、アルギニンの投与により、疲労物質の一つであるアンモニアの血中濃度が下がったという結果が得られています。

 

 

ダイエットにも効く?

 

アルギニンには、食欲抑制効果があるといわれます。

 

 

それは、体内のエネルギーが不足したときに、脂肪の分解、代謝を促進してくれるからです。

 

そのため、食欲抑制剤にもアルギニンが配合されています。

 

 

血流改善にもいい?生活習慣病予防になる?

 

アルギニンは、体内で一酸化窒素をつくります。

 

一酸化窒素は、血管拡張効果があるため、血の巡りがよくなり、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞など血管の病気の予防が期待できます。

 

 

精力は向上する?増大も期待していい?

 

アルギニンは、大人になると体内でつくることができますが、40歳を過ぎるころから、つくられる量が少なくなるといわれています。

 

そのため、成長ホルモンの分泌もガクンと少なくなります。

 

 

もともとの能力やサイズを上げることはできませんが、加齢による衰えを回復する助けになる可能性は高いです。

 

 

美肌、美髪効果もある?アンチエイジングにもいい?

 

健康な肌や髪のためには、正常なターンオーバーを維持することが大切です。

 

成長ホルモンは、新陳代謝を活発にしてくれます。

 

 

また、角質層の水分をたもつ天然保湿成分にもアルギニンが含まれていいます。

 

アルギニン入りの保湿クリームは、そうでないものよりも、肌荒れの改善効果が高かったという調査結果も得られています。

アルギニンとシトルリンはどっちがいい?

アルギニンとシトルリン

 

シトルリンもアミノ酸です。

 

けれども、必須アミノ酸、非必須アミノ酸のどちらにも、その名前はありません。

 

それは、シトルリンがアルギニンの代謝により、生成されるものだからです。

 

 

アルギニンとシトルリンの関係

 

わたしたちは、肉、魚、卵、豆などからたんぱく質を摂取します。

 

たんぱく質は、消化により、有害なアンモニアが排出されます。

 

 

有害なアンモニアを無害な尿素に変換するシステムが、尿素回路(オルニチン回路)と呼ばれているものです。

  • アルギニン→オルニチン→シトルリン→アルギニン

あるいは

  • アルギニン→シトルリン→アルギノコハク酸→アルギニン

という循環の中で、

  • アンモニアが尿素に変換されたり
  • 一酸化窒素がつくられたり

しています。

 

 

シトルリンの効果とは?

 

シトルリンを摂取すると、アルギニンに変換されるため、アルギニンと同じような効果があります。

 

また、アルギニンとシトルリンを同時にとることでバランスが取れるため、相乗効果が期待できます。


アルギニンの1日当たりの摂取量は?

アルギニンが多い食べ物

 

厚生労働省の食事摂取基準では、
たんぱく質の摂取推奨量

  • 成人男性 60g
  • 成人女性 50g

とされていますが
アミノ酸別の摂取推奨量は決められていません。

 

一般的には
アミノ酸の1日当たりの適正摂取量

  • 成人 2〜9g
  • 子供 4g

といわれています。

 

 

アルギニンが多い食べ物は?

 

アルギニンは、タンパク質を構成するアミノ酸の一種なので、タンパク質が多い食品に多く含まれています。

 

100gあたりのアルギニン含有量

  • ピーナッツ  3.2g
  • 乾燥大豆   2.7g
  • アーモンド  2.1g
  • 車エビ    2.0g
  • 鶏肉     1.5g
  • キハダマグロ 1.3g
  • 豚肉     1.3g
  • 牛肉     1.2g
  • 卵黄     1.2g

 

お子様ランチの定番である、ハンバーグ・エビフライ・目玉焼きは、アルギニンがたっぷりとれますね。


アルギニンの過剰摂取で副作用はない?

 

アルギニンの過剰摂取による副作用としては、腹痛や下痢があげられます。

 

 

けれども、副作用が出るアルギニン摂取量は20g

 

車エビ1キロ分です。

 

食事からの副作用は、心配ありません。

 

 

ただし、サプリメントでは、大量摂取も可能です。

 

 

タウリンのように医薬品扱いではないため、エナジードリンクにも1g(1000r)と高配合されているものもあります。

 

 

エナジードリンクはカフェインが非常に多く含まれているため、子供には飲ませるべきではありませんし、大人が飲む場合でも、1日に何本も飲むのは危険です。

牡蠣エキスにはアルギニンはどれくらい含まれている?

牡蠣エキスのアルギニン含有量

 

牡蠣エキスのアルギニン含有量は、はっきりとはわかりません。

 

牡蠣100gあたりに300r(0.3g)ですので、牡蠣エキスにも多くは含まれていないでしょう。

 

 

けれども牡蠣には亜鉛が多く含まれています。

 

 

  • アルギニンは、成長ホルモンの生成にかかわっていますが
  • 亜鉛は、成長ホルモンの分泌をうながします。

 

 

そのため、成長ホルモンを増やすには、亜鉛とアルギニンの両方が大切です。

 

 

成長ホルモンの分泌には睡眠が重要!

 

成長ホルモンは、眠っている間に多く分泌されます。

 

睡眠中、2,3時間おきに分泌され、とくに22時〜2時にかけて、分泌量が高まります。

 

 

「寝る子は育つ」は本当なんですね。

 

 

牡蠣エキスに含まれる亜鉛は、体内時計を整えるメラトニンというホルモンの分泌にもかかわっています。

 

 

成長ホルモンの分泌を促進するには、亜鉛はとても大切です。


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